矯正歯科担当 副院長あいさつ

矯正治療は長い期間を必要とすることが多い治療です。
長いお付き合いになるからこそ、安心して治療を受けていただけるように、信頼関係を構築したうえで治療を行いたいと思っています。
そのために私は、患者様から治療への希望やお悩みをしっかりお伺いしたり、話し合うことを最も大切にしています。
コミュニケーションを大切にしながら、お口の状態に最適な治療計画を立てさせて頂きます。
当院の矯正治療を通じて、一人でも多くの方が、更なる健康と美しい笑顔を手に入れ、豊かな人生を過ごして頂ければ幸いです。
歯並びのお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
これからも最新技術や知識の習得を積極的に取り入れ、地域の皆様により精度の高い矯正治療を提供できるように、今後も日々努力を続けていきたいと考えております。
医療法人 白修会 金下歯科・矯正歯科 副院長(矯正治療担当歯科医師)
歯学博士
経歴
1998年 | 京都共栄学園高等学校(バタビアコース)卒業 |
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2004年 | 大阪歯科大学 卒業 |
2008年 | 大阪歯科大学大学院(歯科矯正学専攻)卒業 歯学博士号 取得 |
2008年 | 医療法人 本多歯科 勤務 |
2010年 | 大阪歯科大学 内科学講座 非常勤講師 |
2011年 | 医療法人 金下歯科医院 副院長 |
2012年 | 中西矯正歯科(西宮)勤務 |
2014年 | 医療法人 金下歯科・矯正歯科医院 副院長 |
2016年 | 日本矯正歯科学会認定医 取得(登録番号 第3789号) |
2018年 | 医療法人 白修会 金下矯正歯科 院長 |
所属学会・研究会
日本矯正歯科学会 |
日本顎変形症学会 |
日本口蓋裂学会 |
日本舌側矯正歯科学会 |
日本成人矯正歯科学会 |
近畿東海矯正歯科学会 |
大阪歯科大学歯科矯正学講座同門会 |
受講コース
2005年~2007年 | 南カリフォルニア大学(USC) Dr.Dougherty course |
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2014年 | Tweed Foundation Orthodontic course(米国/アリゾナ州) |
2014年~2016年 | 南カリフォルニア大学 The Dr.Sameshima Advanced Orthodontic course |
2017年 | PIO国際歯科センターペリオ・レベリングコース |
2018年 | Arnett | Gunson Orthodontics and Orthognathic Surgery Course(米国/サンタバーバラ) |
インビザライン 認定コース |
インコグニート 認定コース |
DW LINGUAL SYSTEMS 認定コース |
矯正治療とは?

歯の矯正は「綺麗な歯並びにする」見た目の問題だけでなく、「正しい噛み合わせ」にするという機能面の改善という目的があります。
機能面の改善においては、虫歯や歯周病になりにくいお口の環境を作るだけでなく、物を噛む(咀嚼)、飲み込む(嚥下)、発音といった機能が向上します。
矯正治療は顎骨の成長発育を管理し、それぞれの人にとって最適と考えられる形態、機能的な噛み合わせに誘導するとともに、健康的で美しい笑顔を手に入れていただき、より良い人生を送っていただくためのお手伝いをすることを目標にしています。
医療法人 白修会 金下歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴
- 当院は自立支援医療(育成医療・更生医療)
歯科矯正診断施設・顎口腔機能診断施設の指定医療機関です - 矯正治療の中には保険適用が可能な場合もあります。
保険適用ができるのは、「矯正歯科診断施設」あるいは「顎口腔機能診断施設」の指定医療機関に限られています。
当院は両者の指定を受けている医療機関ですので、保険適用が可能な矯正治療を行うことができます。

1.一般歯科医との連携による総合的な治療
矯正治療は、虫歯や歯周病などの一般歯科治療が必要となる場合も多数ございます。そのため、歯科全域の幅広く、そして最新の知識が必要となります。
医療法人 白修会 金下歯科・矯正歯科は、矯正歯科と一般歯科が連携した歯科医院ですので、精度の高い包括的な治療を行うことが可能です。

2.矯正治療中の虫歯、歯肉炎予防に注力
矯正装置がついている間は、虫歯・歯肉炎のリスクが高まります。
特にお子様の矯正治療においては、生えて間もない永久歯もあるため、永久歯を虫歯から守るためのケアやチェックが必要です。
当院では矯正装置の調節の際に歯磨き指導、プロフェッショナルクリーニング、フッ素塗布を行い、虫歯・歯肉炎のチェックを欠かさず行っています。
チェックの際は、予防の専門家である歯科衛生士が一人一人の予防処置をサポートしています。

3.十分な話し合いの場を持ちます
抜歯や治療法、装置の種類など、治療に関しての情報は患者様にしっかりとご理解いただくことが大切だと考えております。
治療前のカウンセリングはもちろん、治療中もご希望があれば十分な話し合いの時間を設けますので、気兼ねなくご相談ください。
- なるべく多くの方に矯正治療をご提供するために
- 矯正治療は健康保険が適用されないため、自費診療になります。
当院ではできるだけ多くの方が矯正治療を受けられるような価格と分割払いプランをご用意しております。
こんな歯並びの方に治療をおすすめします
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- 出っ歯
(上顎前突) -
日本人に多い歯列不正の一つで、上部の前歯が前方に出ている状態です。
顔の形や印象を大きく変える一因になります。
- 出っ歯
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- 口が開いている
(開咬) -
奥歯を噛んだときに、前歯の上下は噛んでおらず、お口がぽかんと開いてしまう状態です。どこを噛んでも常に前歯が咬み合うことがありません。
- 口が開いている
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- 受け口
(下顎前突) -
出っ歯と反対で、上部の歯よりも下部の歯が前方に出ている状態です。
見た目は顎が出ている状態に見えます。上部の歯が摩擦で削れることもあります。
- 受け口
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- らんぐい歯
(叢生) -
歯が様々な方向に生え、歯列が乱れている状態です。
すべての歯列が乱れてしまい、どの歯でも正しく咬み合わせることができません。
- らんぐい歯
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- すきっ歯
(空隙歯列) -
歯と歯の間に隙間ができる状態です。
食べ物が詰まりやすいだけでなく、発声や発音に影響がでることもあります。
- すきっ歯
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- 深い咬み合わせ
(過蓋咬合) -
日本人に多い歯列不正の一つで、上部の前歯が前方に出ている状態です。
顔の形や印象を大きく変える一因になります。
- 深い咬み合わせ
矯正装置の種類
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- メタル
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最も一般的な装置で、金属製で薄く、丈夫です。
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- セラミック
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セラミック製で透明感のある目立ちにくい装置です。
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- 舌側矯正
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歯の裏側につける装置です。誰にも気づかれない間に美しい歯並びにすることができます。症例により治療期間が長くかかる場合や、発音しにくいといったデメリットもあります。
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- 上:舌側矯正
下:唇側矯正 -
上の歯は裏側に、下の歯は表側に装置をつけます。ハーフリンガルの場合、下の歯は裏側に装置を装着しないため、リンガルに比べると舌の痛みや発音の不快感は少ないです。
- 上:舌側矯正
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- マウスピース型矯正歯科装置
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目立たない矯正治療として、近年多くの方に選ばれているマウスピース型矯正歯科装置。マウスピース矯正のなかでも世界的にシェアを拡大しています。
>>詳しくはこちら
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- 歯科矯正用アンカースクリューを用いた
矯正治療 -
今までの矯正治療の半分程で、歯科矯正用アンカースクリューで歯を正しい位置に移動する治療です。
- 歯科矯正用アンカースクリューを用いた
- 一般的な矯正治療において考えられる
リスクと副作用について - ● 患者様がブラッシングなどの適切なセルフケアを行わない場合、むし歯ができることがあります。
- ● ブラケットなどの矯正装置が口腔内の粘膜にあたることにより、口内炎ができることがあります。
- ● 治療を始めて歯が動き始めると、痛みを感じることがあります。通常は数日間で治まります。
- ● 長い期間をかけて歯を移動することにより、まれに歯根吸収が起こることがあります。
- ● 矯正装置を正しく使用しなかったり、口腔環境や癖などが改善されなかったりした場合は、想定している効果が得られないことがあります。
- ● 歯の舌側にブラケットを装着した場合、一時的に発音に支障が出ることがあります。